アルマゲドンで文明が滅んだ遠未来。
異種知性体 吸血鬼(ヴァンパイア)と人間の闘争が続く中、
ローマに本拠地を置く汎用国家機関 教皇庁(ヴァチカン)は、人間を守護するため各地に派遣執行官を派遣する。
その一人アベル・ナイトロードは一見、人あたりがよく頼りなげな男だが、その正体は吸血鬼の血を吸う吸血鬼だった!
アベルと出会った少女エステルの運命は、人間と吸血鬼の存亡を賭けた戦いの中で大きく変わっていく。
原作は、才能を惜しまれつつ夭逝した吉田直のライトノベル。
人間・ヴァンパイア・第三勢力の三つの種族の対立というストーリーと、個性的なキャラクターの運命を余すことなく映像化した壮大なバロックオペラ。
『PEACE MAKER 鐵』に続き平田智浩が監督を務め、中嶋敦子によって彩られた見目麗しいキャラクターデザインにも注目。