シュウジとちせは、北海道の田舎町に住む高校3年生。
のろまで内気なちせは、前から憧れていた陸上部のシュウジにやっとの思いで告白。付き合うことに。
気弱で「ごめんなさい」が口癖のちせ、それをつい邪険に扱っては1人で後悔するシュウジ。
2人はどうやって付き合っていけばよいのかわからず、結局、交換日記を書くという、今時可愛らしいことから付き合いをスタートする。
ある日、突然、札幌が空爆される。
空を見上げるシュウジの前で、国籍不明の爆撃機が爆弾の雨を降らす。
それを迎え撃ち次々と撃墜する戦闘機の影に、不思議な胸騒ぎを覚えて駆け出したシュウジの前に降り立ったのは、身体から羽根と武器を生やした、ちせの姿だった。
とてつもない破壊力を持つ最終兵器に改造され、一向に明らかにならない戦争に駆り出されていくちせ。
シュウジはただ、ちせを見守ることしか出来なかった。
これはそんな2人の地球最後のラブストーリー。
多くのファンからアニメーション化を切望されながらも、原作者・高橋しん氏の強い要望もあり、連載終了まで映像化を許諾しないと言われていた本作が連載終了を待って遂にアニメ化。
監督には「GUNDAM08MS小隊 ミラーズ・リポート」「装甲騎兵ボトムズ」などの加瀬充子、シリーズ構成/脚本には映画版「陰陽師」「天然少女 萬」「FULL METAL 極道」などの江良 至を起用。
「この星で、一番最後のラブストーリー」にご期待ください。