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あらすじ・各話紹介
3課資料室
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 着々と戦災復興、じゃなくて、作業の進む制作現場。夏真っ盛りの八月某日、ついに声優陣によるアフレコもスタートし、アリス役の伊藤静さん、オーランド役の三宅健太さんをはじめ、陸情3課の面々も初顔合わせとなった(ほとんど顔なじみでしたが)。
 第一話の収録後には、スタジオにてメディア向けの記者会見も開催。それぞれの演じるキャラクター、収録現場での雰囲気など、『パンプキン・シザーズ』に取り組む上での感想も含めて語って頂きました。
深青のランタンを照らしながらの鬼気迫る、いや、和気あいあいのコメントを、まずは、オーランド伍長役、三宅健太さんからどーぞ。
「初めて挑戦するナイーブな役柄で、正直ちょっと戸惑っております。普通なら「ウオォーッ!」と雄叫びを上げて攻め ていくところにも、「そうじゃないんだ よ」という伏線がある。なので、オーランドの内面の機微を頑張って表現して いきたいですね。
 物語は全編見どころ満載ですが、コアな見方としては戦車の動きにご注目を!スピンしつつ地面をスライドする戦車の迫力。そして、巨大な兵器に向かっていくデカい男。この描写は新鮮かつ圧巻ですよ」
続いて、勝ち気な実動隊隊長、アリス・L・マルヴィン少尉役の伊藤静さん。
「アリスはまっすぐな気性の女性で、行動も突き抜けている。私の場合は、すぐ『あぁ、無理無理ぃ』とあきらめがちな性格なので、真っ直ぐに走っていく彼女を演じるのは爽快です。第一話でまず印象に残ったのは、ランタンが点った時のオーランドの怖〜い眼差し。あと、敵ヴォルマルフ中尉の「ヴォルフとぉ……呼べぇ……」(※野太い声色で再現)のセリフにはハマりました。個人的にオススメです!」
雑草精神でたくましく生きるオレルド役には、鳥海浩輔さん。
「オレルドは表向き飄々としていてやる気が無い感じのキャラなんですが、実はとても視野が広く色々考えてる人なんですよね。とにかく、映像がスゴイので、早く完成した作品を見たいですね。」
奔放なオレルドとの迷コンビ、メガネ美男子にして知性派のマーチス准尉役には、鈴木千尋さん。
「一番の常識人マーチスは、ボクと同じ血液型A型なのかも? と思っています。物事を冷静に分析している表情、そのあたりを原作の流れに準じて演じていきたいですね。魅力的なのは、ストーリー全編通して個性豊かな敵が次々現れる点。かたや、こうした強敵に対し、我ら実動小隊がどう対処していくかにも注目してます
理想の上司か? 昼行灯か? 陸情3課の指揮官、ハンクス大尉には、チョーさん。
「飄々としたおじさんハンクス役を、周りの皆さんに迷惑をかけないように、飄々と演じていければと思っています。
 あと、陸情3課のメンバーとしては、犬のマーキュリーくんも可愛いので、鳴き声、「ハアハア」という息づかいにも注目してあげて下さいね」某児童番組で「ワンワン」を担当しているチョーさん。
その細やかな心遣いもうかがえたところで、最後にオフィスの花(?)、ステッキン曹長役の植田佳奈さん。

「なにゆえ彼女が陸情3課にいるんだろう? と、違和感を覚えるキャラだとは思います。ドジッ娘っぽくて、事務作業には向いてない感じですけど、どうやらケタ数の多い計算は得意な模様。お外に出ることは少なそうですが、一生懸命、事務方として頑張ります! 作品の見どころのひとつとして、アリスのりりしさ、美しさからは、やはり目が離せないんじゃないでしょーか」

 ライトな描写がある一方、その背景に描かれる骨太のテーマ。そして、目を見張るアクション・シーン。深謀遠慮の指揮官と、その部下たちの謎に満ちた物語は、どう展開していくのか……。
 酒豪の誉れも高いと言われるキャストがそろったためか、記者会見後、陸情3課の面々は結束を深める意味でも「不可視の部隊」として、夜の街へいざ出陣となった模様。まずは、初回アフレコ&記者会見、お疲れ様でした。
「陸情3課、ここに集合」

後列左からチョー、植田佳奈、鈴木千尋、前列左から三宅健太、伊藤静、鳥海浩輔(以上、敬称略)。
※三宅さんが手にしているランタンから鬼火が!