本当に生物か? その異常な破壊力
今までマスコミは、御友島やマチダに現れた「物体」を、ずっと「怪獣」と呼称してきた。だが考えてみよう。「怪獣」とは何なのだ?
怪獣と言っているからには獣、すなわち生物であるということだが、はたしてあれは本当に生物なのか?
何もない空間に突如として出現し、ミサイル攻撃を受けても全く傷つかず、レーザーのようなものまで発射するものが本当に「生物」か?
この「怪獣」の形状は、特に御友島に現れたもののうち1体は、地球上の生物であるカマキリによく似ている。だがそれ以外のことは、ありとあらゆる生物学の常識が通用しない。あの怪獣は何を食べている(エネルギーとしている)のか。どういう生物的本能のもとに行動しているのか。怪獣はどうしてお互いに戦うのか? 戦いが終わったらどうして消えるのか?
このような行動原理の生物など、地球上のどこにも存在しないのである。かつての怪獣映画のように、放射能の影響などによって何らかの突然変異を起こした結果があれだとしても、やはり説明できない点が多すぎる。
では生物ではないとすればあれは機械なのか? 機械だとすると、当然誰かが作ったということになる。ところが、知っての通り地球上の誰も、あんな巨大な物体を作ったことはない。作れたとして、なぜ今まで誰にも知られなかったのか? いったいどれだけの時間と金がかかったのか? それだけ時間と金をかけて作ったあんなどでかいものを、どこに隠しておいたというのか? いったい何人の人間が関わったのか? その全員を口封じしたとでもいうのか? 誰が、何のために作ったのか? 兵器として作られたのだとしても、どうして2体ずつ日本にだけ現れて、お互いに戦う必要があるのだろう?
それに、ミサイルでも傷つかず、武器として強力なレーザーも発射できる、あんな巨大な兵器を本当に作れたとしても、どうしても理解できない点が一つある。
たとえば動物にしろ機械にしろ足というものは、その動物が大きくなればなるほど、体重(自重)を支えるために太くなる必要がある。人間の足よりゾウの足が、ゾウの足より恐竜の足が太いのを見ればわかる。ところがあの「怪獣」の足では、どう計算しても、外見より推察される体重を支えることは不可能なのだ。まるでふわふわと空間に漂っているように、宙に浮いているようにすら見えることもある。
つまり、SFに出てくるような「反重力装置」でも搭載していないと、あの怪獣は立つことすらできないはずなのだ。だが反重力装置なんてものは、どうやったら作れるかという理論すら、人類は見つけていない。
そろそろ、あの「怪獣」が宇宙からやってきたという可能性を真剣に論じてもいいのだ。
今までマスコミは、御友島やマチダに現れた「物体」を、ずっと「怪獣」と呼称してきた。だが考えてみよう。「怪獣」とは何なのだ?
怪獣と言っているからには獣、すなわち生物であるということだが、はたしてあれは本当に生物なのか?
何もない空間に突如として出現し、ミサイル攻撃を受けても全く傷つかず、レーザーのようなものまで発射するものが本当に「生物」か?
この「怪獣」の形状は、特に御友島に現れたもののうち1体は、地球上の生物であるカマキリによく似ている。だがそれ以外のことは、ありとあらゆる生物学の常識が通用しない。あの怪獣は何を食べている(エネルギーとしている)のか。どういう生物的本能のもとに行動しているのか。怪獣はどうしてお互いに戦うのか? 戦いが終わったらどうして消えるのか?
このような行動原理の生物など、地球上のどこにも存在しないのである。かつての怪獣映画のように、放射能の影響などによって何らかの突然変異を起こした結果があれだとしても、やはり説明できない点が多すぎる。
では生物ではないとすればあれは機械なのか? 機械だとすると、当然誰かが作ったということになる。ところが、知っての通り地球上の誰も、あんな巨大な物体を作ったことはない。作れたとして、なぜ今まで誰にも知られなかったのか? いったいどれだけの時間と金がかかったのか? それだけ時間と金をかけて作ったあんなどでかいものを、どこに隠しておいたというのか? いったい何人の人間が関わったのか? その全員を口封じしたとでもいうのか? 誰が、何のために作ったのか? 兵器として作られたのだとしても、どうして2体ずつ日本にだけ現れて、お互いに戦う必要があるのだろう?
それに、ミサイルでも傷つかず、武器として強力なレーザーも発射できる、あんな巨大な兵器を本当に作れたとしても、どうしても理解できない点が一つある。
たとえば動物にしろ機械にしろ足というものは、その動物が大きくなればなるほど、体重(自重)を支えるために太くなる必要がある。人間の足よりゾウの足が、ゾウの足より恐竜の足が太いのを見ればわかる。ところがあの「怪獣」の足では、どう計算しても、外見より推察される体重を支えることは不可能なのだ。まるでふわふわと空間に漂っているように、宙に浮いているようにすら見えることもある。
つまり、SFに出てくるような「反重力装置」でも搭載していないと、あの怪獣は立つことすらできないはずなのだ。だが反重力装置なんてものは、どうやったら作れるかという理論すら、人類は見つけていない。
そろそろ、あの「怪獣」が宇宙からやってきたという可能性を真剣に論じてもいいのだ。
(C)2007 鬼頭莫宏・小学館/イズミプロジェクト
注)このサイトはアニメ版「ぼくらの」のプロモーションサイトです。
協力:小学館 月刊コミックIKKI編集部
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