グラビアもドラマもバラエティもおまかせ!「ORERA」世代の女神降臨!!

 記念すべき「ORERA」創刊号の表紙を飾ってくれたのは、加賀美由佳クン(21)。
昨年初頭にグラビアで鮮烈なデビューを飾ったかと思いきや、春には月9枠の連ドラで女優としてもデビュー、
さらにはCMやバラエティ番組でも引っ張りだこの存在で、テレビでその顔を見ない日はないほど。
今年は話題の大作映画への出演も決まっており、ますます飛躍の年になりそうだ。

――デビューして一年、今までと生活が大きく変わったなという実感はありますか?

 「そうですね。実感、というのもあんまり沸かない感じではあります。
私が思っているよりも目まぐるしく周りが動いているというか、
自分ではいまだに『芸能人になった』みたいな感覚すら薄かったりするんですよ。
友達とかから『ドラマ見たよ』ってメールが来ても、
『え? 誰の?』って返しちゃうぐらい(笑)
――そもそもデビューのきっかけって?

 「これがすっごいベタなんですけど、ハラジュクを歩いていたらスカウトされたんですよ。
いや、本当に! 東京に出てきて『スカウトとかされたら面白いよね』みたいな感じで
行ってみたら、マジでスカウトの人に声かけられて。
あの時は一瞬何が起きたのかわからなかったですね。
グラビアっていうから、AVかも?って思ったり(笑)」

――東京は怖いところだなって思った?

 「はい。九州に帰りたい!って(笑)。しかもグラビアですよ?
自分が人前で水着になるなんて、想像できなかったんで」

――抵抗があった?

 「抵抗……というよりは、私なんかの体を皆さんにお見せしていいんだろうか?と。
だから、初めてのグラビアが載った雑誌が発売されたときには、こっそり本屋さんに
見に行ったりもしましたね。皆さん、どんな顔しながら見てるんだろう?って」

――で、グラビアで人気が出てすぐに連ドラへの出演が決まって。

 「これまたびっくりでした! お芝居なんて、グラビア以上に未知の世界ですからね。
でも、スタッフの皆さんや共演者の方々が一から親切にいろいろと教えてくださって、
楽しく撮影を終えることができました。あのドラマを通じて私のことを知って
くださった方も多かったので、本当に一生の思い出になりました」

――今年はいよいよ映画にも進出ですからね。このまま大女優への道をまっしぐらかな?

 「えー!? 私なんてまだまだですよー(笑)。でも、お芝居する面白さが最近やっとわかってきたような気がするので、
ずっと続けていきたいなとは思っています。もちろん、グラビアやバラエティも続けていきますよ」


――バラエティといえば、あの深夜番組ではアイドルらしからぬ爆弾発言も話題に。

 「違うんですよ! あれはいつも芸人さんたちに言わされてるんです!
私はいつもあんなことばかり言ってるような子じゃないですよ!!
……確かに、『深夜だからいいかなー』って、ちょっとテンションが上がってるところは
ありますけどね。ちょっと、ですよ(笑)」


――では、今後挑戦してみたいお仕事はありますか?

 「そうですね。歌には興味があります。よく、カラオケに行って
『自分の持ち歌を無理矢理歌わされちゃって……』
みたいな話があるじゃないですか?
あれを言ってみたいというのが、夢なんですよ(笑)。
だから、持ち歌が欲しいです」

――最後に『ORERA』読者へのメッセージをお願いします。

 「『ORERA』創刊おめでとうございます!
新しい雑誌の最初の表紙に私を選んでいただけて、すごく光栄に思っています。
それだけ皆さんが期待してくださっているということなので、それに恥じないように、
今年も精進していきたいです。皆さんも、いろいろと大変な世の中ではありますが、
逆風に負けないように頑張ってください! もしも元気がなくなったときは、
私が励ましてあげますから(ハートマーク)……なんちゃって(笑)」


――「なんちゃって」を言わなければ、うまくまとまったのに(笑)。

 「あ、そうか(笑)。どうしても、バラエティのクセが抜けないみたいです(笑)」